仔馬の日記

東日本大震災/地域防災/陸上競技/ランニング/釣り/アウトドア/写真/読書/ももクロ/お酒 etc.

再開しました

ブログの存在を忘れるほど放置してました。

 

全然書いていないのに、ぽろぽろと足を運んでくれている方がいたみたいで、申し訳ないけどうれしいですね。

 

忙しさもありましたが、精神的に余裕がないと書き物はできませんね。

 

それにしても、書くのも読むのも、少しずつでも続けていかないと、鈍ってしまいますね。

 

ぼちぼちと再開して行こうと思いますので、期待せずに覗いてみてください。

ケセンロック!!!

行ってきました!!ケセンロック!!

2年連続での参戦です!

 

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ロックフェスとは銘打っているものの、ほぼ村祭りww

ロッキンとかサマソニのようなおしゃれさとは無縁ですが、そこもケセンの良いところです!(そんなことを言いつつ、ロッキンもサマソニも行ったことないんですよね、、、。行ってみたい、、、)

それも野外でのイベントなのに、参戦者のほとんどが雨が降ることを期待している

、本当に訳の分からないイベントですww参加者の半分以上が、長靴にレインウエア。というか、それが標準装備ですww


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そして、フェスの楽しみのひとつがフェスごはん!

今回のフェスごはん①はラコスバーガー!

 

野外イベントでは有名なラコスバーガーですが、今回も安定のうまさでした!

写真フォルダを見てて思ったのが、ハンバーガーじゃなく生ビールを前面に押し出してしまうあたりが、我ながらといった感じです(笑)


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フェスごはん②は大船渡の秋刀魚だしラーメン!

写真はないです、、、、食べ終わってから気が付いたから。

 

フェスごはん③は地元気仙のおばちゃんたちが作ったひっつみ!

濡れて体が冷えてあたりで食べたので美味しかったです。が、写真はないです、、、、食べ終わってから気が付いたから(笑)

 

そして、肝心なライブはというと(笑)

FRONTIRE BACKYARDの「always remember」とOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGRAUND(OAU)の「夢の跡」は生で聞くとYoutube何倍もよかったです(ライブなんだから当たり前なんだけど、それでも最高だった)

 

そして、OAUの途中から、雨が本降りになってきて、ケセンの民たちは俄然大盛り上がりwww

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それの状況がこちら!!

ほぼほぼ田んぼですwww
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そんな最高のコンディションで迎えた、ラストのMONOEYES!!!

メジャーな曲から最新アルバムの曲まで、盛り上がりっぱなしのセットリスト!

先月のパワーストックMIYAKOに引き続き、2か月連続でMONOEYESを見れるなんて贅沢過ぎました!(ただ、Make A Wishは聞きたかったですね~。)

 

楽しいケセンロックは本当にあっという間すぎて、昨日から絶賛ケセンブルーです、、、。今日から、また来年のケセンに向けて、ケセン貯金を始めましょうかね。

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進まないながらもなんとか読んだ本たちの記録

 

つい最近GWが終わったと思っていたんですが、もう7月なんですね。

 

「そんなに感じるほど遊んでなかったの?」といわれると、まったくそんなことはなくそれなりに遊んでおりましたが(笑)それでも、あっという間の二か月でした。

 

平日は本を読む体力がほとんどなくて読書が進まないのですが、それでも本は買ってしまういつものパターンが続いております。

積読の話をこのブログで書くのは何度目のことでしょう、、、)

 

 

ということで、まずは最近読み終わったもの。

 

高橋源一郎『ぼくらの民主主義なんだぜ』

新書なのに2周(2年)も遅れて読んだ1冊。

この本が書かれてから2年。今の日本社会は、当時よりもより疲弊して混沌としているような気がしてなりませんね。現政権は「僕らの民主主義、僕らの日本」なんてことを認める気はないようですね。

ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)

ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)

 

 

岸政彦『ビニール傘』

芥川賞の候補に選ばれても地元の本屋には並ばなかったこの作品。

ビニール傘

ビニール傘

 

 

雨宮まみ・岸政彦『愛と欲望の雑談』

 そしてこちらも。

愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

 

 

岸さんの文章は面白いなぁ、と毎回思わせられます。

そして、雨宮さんの「社会学が大嫌い」だったっていう発言は、結構的確な指摘で、だからこそ岸さんのような書き口が受け入れられているんだろうな、と思わせられました。

 

桜庭一樹GOSICKⅣ』

 そして、久しぶりの桜庭さん。

3まで読んでた思って、4を買ったら、2までしか読んでなくて、欠番が出てしまいました。

 

最後に先日買ったのがこちら。

中沢新一対称性人類学

本書は、大学2・3年生を対象におこなった 講義内容に、加筆修正をくわえて再整理した「書かれた講義」らしいのですが、はじめにの時点で心が折れかけております、、、。これも読破するには大変な時間を要しそうです。

対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5 (講談社選書メチエ)

対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5 (講談社選書メチエ)

 

 

読書日記

最近は、お酒が飲みたくなる本とオムライスが食べたくなる本とのり弁が食べたくなる本を読みました。

 

 

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

 

 

オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫)

オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫)

 

 

やわらかなレタス

やわらかなレタス

 

 

作中に出てくるどの食べ物もとても美味しそう。とくに、オムライス日和を読んで、無性にオムライスが食べたくなっております。

 

久しぶりに喫茶店に行きたいですねー。ただ、喫茶店に行くと、ほぼ無意識でナポリタンを注文してしまうので、それ以外を食べれないんですよね(笑)

 

そうだ、GWは喫茶店に行こう!

読書日記

大学時代の友だちにKという男がいる。青森時代一番の悪友だとこちら側から勝手に認めている。Kは、読書と酒を愛していた。いや、愛していたというよりは、むしろ浸っていたという方が正確かもしれない。「生活を読書と酒で浸していた」という表現がしっくりくる気がする。そんなKとは、いいちこのお湯割りを飲みながら、読書談義や社会批評のようなことをしょっちゅうしていた。

 

そんなKに、「お前まだ読んでいないのか!?あの1冊は早く読め!」と、怒られたときがあった。あれは大学3年の秋だったか冬だったか、なのでそれから、4年以上は経っていることになる。

 

しかし、結局それからその1冊を読むことなく最近まで過ごしていた。別に避けていたわけでもないし、本屋で棚に並んでいるのをみると、そのときのことを毎回思い出した。なんで、読んでいなかったのか、自分でもよく分からないけど、多分タイムリーでもっと読みたい本があったりしたんだと思う。

 

そんな前談もありながらも、やっとその本を開いた。そして、数ページ読んで後悔した。「お前まだ読んでいないのか!?あの1冊は早く読め!」というKの言葉の意味がやっと分かった。

 

発刊から10年以上が経過してもまったく色あせている感じがしない。むしろ、われわれがいま生活している社会を、そのまま作品に落とし込んでいるかのように感じられた。

たぶん、発刊されたその年に読んでも、同じような感覚に襲われただろうし、2011年の3月に読んでもそうであっただろうし、来年読んでも、5年後、10年後に読んでもそんな感覚に襲われると思う。

 

筆者は現在の世界を見て、どんな文章を書くのだろうか。しかし、残念ながらその文章を読むことはできない。おそらく、いや、この本を読んだすべての人が、この現実を悔しがっていると思う。

 

この本が中学生が読む教科書になれるとは思わない。けれども、道徳の教科書がどうとか、そんな些末なことはどうでもいいと思えてくる。ここまでいろいろ書いてきて、最終的にはチープな表現になってしまうが、この本はそんな力を持っていると思う。

 

「お前まだ読んでいないのか!?あの1冊は早く読め!」と怒られた経験があるからこそ、著者と作品名は知っていても読んだことのなかった人に少しでも早く開いてもらいたい、とつよく伝えたい。

 

今回読んだ本はそんな1冊でした。

 

伊藤計劃虐殺器官』 

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

読書日記

 最近、読み終わったもの。

毒殺魔の教室

毒殺魔の教室

 

 地元の古本屋で乱雑に並べられていて、たまたま手にとった1冊。知らなかったけど、2009年の「このミステリーがすごい」で優秀賞を獲っていたとのこと。

ひとつの事件にまつわる証言が羅生門的に書かれていて、そこに生じる勘違い・食い違いがとても面白かった。

 

そして、最近、買ったもの。

 

 試して読み冊子の数ページで、完璧に引き込まれてしまった。帯にも書いていますが、「ヅード」という怪物が暴れまわってそれと戦う、「これぞSF!」といった作品です。いま、(周回遅れで)『進撃の巨人』を読んでいて、この作品も「怪物vs人間」という超大まかな設定はおなじですが、話の展開のペース(緩急)が独特で引き込まれます。

すでに三巻まで出ているようなので、これはすぐに買いに行くことになりそうです(笑)

 

 

山と食欲と私 4巻 (バンチコミックス)

山と食欲と私 4巻 (バンチコミックス)

 

そして、発売を待ち望んでいた、『山と食欲と私』の第四巻!飯テロ漫画は余多ありますが、このマンガを読んでいると、外に出て自分で作りたくなるのはこの作品が一番だと思います。アウトドア飯いいなぁ。山登りたいっす。

 

 今、読んでるもの。

 

老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)
 

 まちづくりを考えるのに、その前段として住宅問題について少し勉強しています。いろいろなデータを使っていて、そこそこタメになります。全部を通して読んでどうなるか、こうご期待、です。

6年の日々が過ぎて。

震災から6年。

いろいろと思うところもあったので、ブログにまとめようと思っていましたが、結局バタバタとしてしまい今日になりました。

 

当日は朝6時からの津波避難訓練に出動してきました。

(前の夜も消防だったのですが、何となく落ち着かなくてそこから一人はしご酒をして深酒をかましてしまった。そして、当日は朝5時50分の予告放送で目が覚めるという大寝坊。手の届く範囲にあったものを着て、なんとか5時57分に屯所に到着。結果的には間に合ったけど、大人としてはどうかと思います。われながら)

 

実際の訓練について、簡単に振り返ります。

6時のサイレンが鳴り、防災無線から訓練の想定が放送。

おなじく、消防団にたいしては、水門封鎖と避難誘導の指示。

ポンプ車部隊と広報支援車部隊に分かれて出動。

ポンプ車部隊は、各分団が管轄の水門を封鎖、訓練のため封鎖完了後すぐに開放。

→所定の避難場所に消防団も避難。

広報支援車部隊は、避難所に指定されている高台、公民館を巡回し、避難人員の把握。

→避難所である小学校でポンプ車と合流。本部に対して、避難人員および出動団員数の報告。

うちの分団が把握した避難人員数は、高台に20名前後、公民館に10名前後、小学校に30名前後。

自治会単位で集団避難をしたのが、1自治会15名。

→海側から離れた公民館への避難者は、行政関係者・自治会(自主防災会)をのぞくと3世帯5名(?)

→小学校には10名くらいの児童が避難。行政の職員から防災倉庫の備蓄物資の説明あり。

 
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宮古市の発表によると、市内40か所の避難所に1,387名が避難したとのこと。

自主防災組織が確立している地域では、避難者が多かった印象(私調べ)。

 

避難訓練を行うこと自体は重要だとおもいますが、毎回気になることがあります。

ひとつめが、避難所の設営と炊き出しの訓練が、地震発生前からおこなわれること。

これでは、訓練の訓練といった状況になっているように思います。

 

「ほらほら、早くお米を炊いて豚汁を完成させないと、サイレン鳴っちゃうよ~」

 

なんてことが話されているかもしれません。

 

もうひとつが、消防団の水門封鎖訓練について。

(ぼくは寝坊して遅刻しそうになりましたが)いまの訓練は屯所集合で、ポンプ車に乗り込んだ状態で出動命令を待ち、サイレンとともに水門の封鎖に向かいます。そのため、速い分団では放送から10分以内に水門を封鎖することができます。しかし、実際は、自宅・職場から屯所→水門(現場)→封鎖→避難→避難完了という手順を、津波到達予定時刻の15分前に終えなければならないわけです。そうすると、今の訓練方法では実際の津波のシミュレーションにはならないと思います。

 

今のままでは、命を守る訓練ではなく、ただの「かけっこ」と変わらないと思います。

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もっと書きたいことがありましたが、(一応わたくしもサラリーマンですし)明日も仕事があるのでこのあたりで。

またの機会に。