図書館にて。
昨日のこと。
昨日は某副業の打合せがあり、午前から市立図書館へ。
2時間ほどの打合せなどを終えて、必要な資料探し。学術書なので無いだろうなと思いつつも、館内の蔵書を確認。案の定無かったので、窓口にてリファレンスをすること。
以下はそこでのやりとりです。
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*:資料の取り寄せをしたいのですが
窓口の担当者(以下、窓):どんな本でしょう?
*:学術書なのですが
窓:(驚いたような表情で)可能ですが学術書ですと、取り寄せにはかなり制約がありますよ。提携がある図書館に蔵書があれば取り寄せられます。書名を教えてください。
*:○○さんの「××~~~~~××」という論文で、『□□研究』の第◎集です。
窓:それでは調べてみますね。
~~5分後~~
窓:○○さんの「××~~~~~××」というと、□□学会の『□□研究』の第◎集ということでよろしかったですか?
*:そうですね、その資料で間違いないです。
窓:でしたら、岩手県立大学の図書館にありますので取り寄せが可能です。
*:そしたら、取り寄せお願いします。あと3つあるのですが、いいですか?
窓:書名は?
*:著者は△△さんで、@@@@研究所の『######』に掲載されている、「●×△◆」と「◎〇▲□」の2つです。最初のほうが2013年第◎集で、つぎが2015年第●集です。最後が、、、、(以下略)。
窓:・・・・わかりました、調べてみます(困った顔)
~3分後~
窓:申し訳ありません、書誌情報は見つかったのですが、取り寄せ可能な図書館が見つかりませんので、お掛けになってもう少しお待ち下さい。
*:わかりました。
~さらに5分後~
窓:大変お時間をおかけしてすみません。お探しの資料ですが、大学図書館にしか蔵書がないようでした。申し訳ないのですが、こちらでの取り寄せはできません。
*:そうでしたか、、、、でしたら、さっきの資料の取り寄せだけお願いします。
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窓口に声を掛けてから手続きが終わるまで約25分。
行く前から若干予想はついていましたが、地方都市と市立図書館レベルでは、学術書のリファレンスは難しいようですね。県内の図書館か大学図書館にあれば、可能なようですが、県外の図書館・大学図書館にしかないと対応不可能なようでした。それに窓口のかたも、学術書の取り寄せをしたことのないようでした。というか、そもそも市立図書館で学術書の取り寄せをする人もいないんだろうなと(苦笑)
研究の真似事のようなレベルですが、調べ物をするのも一苦労。
当たり前ですが、大学院にいたころの資料へのアクセスしやすさと比べると、雲泥の差ですね。野良かつ高等教育機関のない地方都市で研究を続けることのむずかしさを痛感した1日でした。今回取り寄せられなかった資料は仕方ないので、国会図書館の遠隔複写で取り寄せます。
それにしても、担当の方には手間を掛けさせてしまって申し訳なかったですね、、、。